食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06270300149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ベンチマークドーズ分析のためのベンチマーク反応の目録に関する外部委託機関による科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2024年4月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月16日、ベンチマークドーズ(BMD)分析のためのベンチマーク反応(BMR)の目録に関する外部委託機関(※訳注1)による科学的報告書(2024年4月4日承認、84ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2024.EN-8761)を公表した。概要は以下のとおり。 本報告書は、国際的なデータベースから取得したBMR値のレポジトリ(repository)を作成することに焦点を置いた。その目的には、特定のエンドポイントに関するBMRの定義、複合的な特性等の様々な特性、試験に関する情報(株、種、及び雌雄の別等)、毒性に関連する情報(標的器官、毒性の種類及び機序)、及び用量-反応モデリングの統計的観点の検討があった。 それらの情報は、統合リスク情報システム(IRIS)-米国環境保護庁(EPA)、国連食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)、及びOpenFoodTox(※訳注2)のデータベース等のリスク評価機関のレポジトリから抽出された。本報告書の手法の項では、データ取得、情報源の経路、及び使用されるソフトウェアを詳説し、透明性と再現性を確保する。ウェブスクレーピング(web scraping)及びテキストマイニング(text mining)のような技術が、JECFAの評価を抽出し解釈するために、手動によるスクリーニングを補完した。OpenFoodToxデータは、BMDのエンドポイントに関する選別、及び調整が取れた設定のための変数のマッピングを含むリファレンス(reference)として機能した。IRIS-EPAデータを選別する際、コードは、情報のマッピング及び複数のシートから選別されたデータに基づき変数を選択し、それをOpenFoodToxリファレンスに合わせて調整した。さらに、データのインポートとクリーニングを含めて、後処理手順が十分に説明されている。 この目録は、幅広いフォーマットにおいて593件の登録からなり、BMD分析に用いるBMRの値に関する貴重な情報を提供し、今後の関連する応用に向けた情報に基づく意思決定を促進する。 (※訳注1) Universita? degli Studi di Padovaを第1パートナーとし、Istituto Zooprofilattico Sperimentale delle Venezieを第2パートナーとするコンソーシアム (※訳注2)OpenFoodTox:EFSAの化学物質のハザードのデータベースは以下のURLから閲覧可能 https://www.efsa.europa.eu/en/data-report/chemical-hazards-database-openfoodtox |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8761 |