食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06260800149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Escherichia coli CGMCC 7.455株により生産されるL-スレオニンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年4月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月10日、全動物種に使用する飼料添加物(Escherichia coli CGMCC 7.455株により生産されるL-スレオニンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年3月12日採択、PDF版10ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8708)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全動物種及びカテゴリーに使用する飼料及び飲用水を介した栄養添加物としてEscherichia coli CGMCC 7.455株を用いた発酵により生産されるL-スレオニンからなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 産生株は遺伝子組換えである。導入された遺伝子組換えはいずれも安全性の懸念を提起しなかった。産生株の生細胞及びそのDNAは、最終添加物からは検出されなかった。したがって、最終製品は、産生株の遺伝子組換えに関する安全性の懸念を提起しない。E. coli CGMCC 7.455株により生産されるL-スレオニン(98.5%以上)を飼料に添加することは、対象動物種に対して安全である。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、アミノ酸のバランスが崩れる可能性と衛生上の理由から、飲用水と飼料を介したL-スレオニンの同時経口投与の安全性に懸念を持っている。 E. coli CGMCC 7.455株により生産されるL-スレオニンを動物栄養に使用することは、動物由来製品の消費者及び環境に対する安全性の懸念はない。当該添加物のL-スレオニンは、全ての反すう動物以外の動物種に有効なアミノ酸L-スレオニンの供給源と判断される。反すう動物でも反すう動物以外の動物種と同様に効果を発揮するためには、第一胃での分解から保護される必要があると考えられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8708 |