食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06260790149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Escherichia coli CGMCC 7.460株により生産されるL-トリプトファンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2024年4月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月10日、全動物種に使用する飼料添加物(Escherichia coli CGMCC 7.460株により生産されるL-トリプトファンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年3月12日採択、PDF版10ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8707)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全動物種及びカテゴリーに使用する飼料及び飲用水を介した栄養添加物としてのEscherichia coli CGMCC 7.460株を用いた発酵により生産されるL-トリプトファンからなる飼料添加物の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 産生株は遺伝子組換えではない。産生株の生細胞は最終添加物からは検出されなかった。当該添加物は、産生株に関する安全性の懸念を提起しない。Escherichia coli CGMCC 7.460株により生産されるL-トリプトファン(98%以上)の飼料への使用は、反すう動物以外の動物種に対して安全である。保護されていないトリプトファンを反すう動物に使用した場合、毒性代謝物の産生が増加するリスクがある可能性がある。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、アミノ酸のバランスが崩れる可能性と衛生上の理由から、飲用水と飼料を介したL-トリプトファンの同時経口投与の安全性に懸念を持っている。Escherichia coli CGMCC 7.460株により生産されるL-トリプトファンを動物栄養に使用することは、動物由来製品の消費者及び環境に対する安全性の懸念を生じない。当該添加物であるL-トリプトファンは、全ての反すう動物以外の動物種に有効なアミノ酸L-トリプトファンの供給源と判断される。反すう動物でも反すう動物以外の動物種と同様に効果を発揮するためには、第一胃での分解から保護される必要があると考えられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8707 |