食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06260570294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、シャーガス病(アメリカトリパノソーマ症)に関するファクトシートを更新 |
資料日付 | 2024年4月4日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は4月4日、シャーガス病(Chagas disease)(アメリカトリパノソーマ症)に関するファクトシートを更新した。概要・構成は以下のとおり。 1. 主な科学的知見の概要 (1)ラテンアメリカを中心に世界中で、推定約600万人から700万人が、シャーガス病の原因となる寄生虫であるTrypanosoma cruzi(訳注:トリパノソーマ属の原虫の一種)に感染している。 (2)シャーガス病は、サシガメ(triatomine bug)(ベクター媒介性)及び経口(食品媒介性)、妊娠中又は出産時(先天性)、血液/血液製剤を介して、臓器移植、並びに実験室での事故によって伝播する可能性がある。 (3)シャーガス病は、急性期の早期に駆虫治療が開始されれば治癒可能である。慢性患者では、治療とフォローアップにより、疾病の進行を抑制し、例えば妊娠中や出産時の伝播を防ぐことができる可能性がある。 (4)慢性感染者の最大3分の1が心臓の病変(alteration)を呈し、10人に1人が特定の治療を必要とする消化器系、神経系、又は混合型の病変を呈する。 (5)シャーガス病を予防するための重要な戦略には以下がある。 ・ベクター(媒介生物)の管理(ラテンアメリカにおいて) ・輸血及び移植前の、血液のスクリーニング ・女児や妊娠可能年齢の女性、感染した母親の新生児やその兄弟姉妹に対する検査及び治療。 ・コミュニティと医療専門家に向けた情報、教育及びコミュニケーション。 2. 概要 3. 分布 4. 伝播(抜粋) T. cruziは、以下によっても伝播し得る。 ・感染したサシガメやミナミオポッサム(common opossum)の糞便や尿との接触等によってT. cruziに汚染された食品又は飲料の摂取。この種類の伝播は、通常、集団感染を引き起こす。 5. 兆候及び症状 6. 治療 7. 管理及び予防 8. WHOの対応 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/chagas-disease-%28american-trypanosomiasis%29 |