食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06240690149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用鶏、採卵用に飼養される鶏、肥育用七面鳥及び繁殖用に飼養される七面鳥に使用する飼料添加物(モネンシンナトリウムからなる(Coxidin(登録商標)))の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年3月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月6日、肥育用鶏、採卵用に飼養される鶏、肥育用七面鳥及び繁殖用に飼養される七面鳥に使用する飼料添加物(モネンシンナトリウムからなる(Coxidin(登録商標)))の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2024年1月31日採択、PDF版46ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8628)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは肥育用鶏、採卵用に飼養される鶏、肥育用七面鳥及び繁殖用に飼養される七面鳥に抗コクシジウムとして使用するモネンシンナトリウム(Coxidin(登録商標))の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 現在市販されている当該添加物は、現行の認可条件に適合している。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、当該製品は肥育用七面鳥(16週齢まで)には引き続き安全であり、この結論を繁殖用に飼養される七面鳥(16週齢まで)にも拡大すると結論した。同パネルは、現在の最大認可量であるモネンシンナトリウム125 mg/kg完全飼料が、肥育用鶏及び採卵用に飼養される鶏において引き続き安全であることを確認する立場になかった。当該製品由来のモネンシンナトリウムを対象動物種における最大認可量/提案使用量で使用することは、消費者にとって安全である。家きん組織に対する現行の最大残留基準値(MRL)は消費者の安全性を確保している。休薬期間は必要ない。当該製品由来のモネンシンナトリウムを対象動物種の完全飼料に使用した場合、陸生区画及び底質に対するリスクはない。地下水に対するリスクはないと考えられる。肥育用鶏について、水生区画へのリスクは排除できないが、他の動物カテゴリーにはリスクはないと予想される。二次中毒のリスクはない。当該製品は肥育用鶏において100 mg/kg完全飼料レベルで、肥育用七面鳥において60 mg/kg完全飼料レベルでコクシジウム症の防除効果がある。これらの結論は採卵用に飼養される鶏及び繁殖用に飼養される七面鳥にも適用される。同パネルは、モネンシンナトリウムに対するアイメリア属(Eimeria spp.)の耐性発現の兆候があることを指摘した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8628