食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06210430543 |
タイトル | ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)、クロノバクター・サカザキ検出に関連するNutramigen乳児用調製乳の輸入・販売・流通・使用の禁止を公表 |
資料日付 | 2024年1月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は1月12日、クロノバクター・サカザキ検出に関連するNutramigen乳児用調製乳の輸入・販売・流通・使用の禁止を公表した。概要は以下のとおり。 ANVISAは、クロノバクター・サカザキによる汚染の可能性を理由とした自主回収に関する米国食品医薬品庁(FDA)からの通知を受け、Nutramigen LGG乳児用調製粉乳のロット番号ZL3FHG、ZL3FMH、ZL3FPE、ZL3FQD、ZL3FRW、ZL3FXを禁止とした。当該製品は米国にあるReckitt/Mead Johnson Nutrition社により製造されている。 当該禁止は予防措置として、ブラジルにおけるこれらのロットの輸入・販売・流通・使用の回避を目的とした2024年1月10日の決議(RE)100によって、ANVISAが1月12日付連邦官報において発令した。 現時点で、ANVISAにより、これらのロットのブラジルへの輸出は確認されていない。FDAが開示した最新データによると、これらの製品は次の国に輸出されている:アルゼンチン、ベルギー、ベリーズ、カナダ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、アイルランド、イスラエル、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、ペルー、ポーランド、スペイン、英国、ベネズエラ。 FDA及び当該企業がウェブサイト上で提供した情報によると、今のところこれらの製品ロットの摂取に関連した感染事例は確認されていない。乳児用調製乳の他のロットは回収の対象とはなっていない。 (中略) 「ブラジルにおける乳児用調製乳に関する規則」 乳児用調製乳は、販売又は輸入前にANVISAへの登録が必要となる食品である。製品ラベルには、ANVISAにおける製品登録番号を記載しなければならない。 現在、Nutramigen LGGというブランド名でANVISAに登録されている乳児用調製乳には、「広範囲に加水分解されたタンパク質及びプロバイオティクスからなる、乳糖制限のある特別な食事が必要な乳児向けの乳児用フォローアップ調製乳」という名称がある。 これらの製品は、Mead Johnson do Brasil Comercio e Importacao de Produtos de Nutricao 社(CNPJ: 10.351.637/0001-86(法人登録番号))の責任のもと、2か国から輸入されている。 (以下、略) ※訳注:南米においてはアルゼンチン及びペルーからも、同様の情報が公表されている。 ・アルゼンチン医薬品食品医療技術管理局(ANMAT)、1月5日付 https://www.argentina.gob.ar/noticias/sobre-lotes-de-formula-lactea-para-lactantes-en-polvo-nutramigen-lgg ・ペルー保健省環境衛生食品安全総局(DIGESA-MINSA)、1月9日付 http://www.digesa.minsa.gob.pe/COMUNICADO_01-2024-DIGESA-MINSA-01.pdf |
地域 | 中南米 |
国・地方 | ブラジル |
情報源(公的機関) | ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA) |
情報源(報道) | ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA) |
URL | https://www.gov.br/anvisa/pt-br/assuntos/noticias-anvisa/2024/anvisa-proibe-lotes-da-formula-infantil-nutramigen |