食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06190780149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Kaiserstuhlの火山岩から得られるナトロライト-フォノライトからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年12月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月20日、全動物種に使用する飼料添加物(Kaiserstuhlの火山岩から得られるナトロライト-フォノライトからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2023年11月14日採択、PDF版11ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8457)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、全動物種に使用する技術的添加物(機能性グループ: 固結防止剤)としてのKaiserstuhl (※訳注1)の火山岩から得られるナトロライト-フォノライトの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 従来のリスク評価によると適切なデータが不足しているため、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、提案された使用条件下での対象動物種に対する当該添加物の安全性について結論する立場にない。しかし、肥育用牛及び離乳仔豚における耐性試験から、動物のパフォーマンス及び血液の臨床生化学で観察された影響から、当該添加物を補給した動物に有害影響があることが示唆された。現在の知見に基づき、当該添加物の成分が実質的に吸収される指標はなく、したがって消費者に対する懸念はない。適切なデータがないため、小粒子/ナノ粒子の存在を除外することはできない。ナノ材料のリスク評価に関するガイダンス(※訳注2)の要件に沿った適切なデータが申請者から提供されなかったため、対象動物種、消費者及び使用者のナノ粒子の存在に関連する潜在的リスクを評価することができなかった。十分なデータがないため、同パネルは当該添加物の有効性について結論する立場にない。 (※訳注1)ドイツ南西部にある山岳地域 (※訳注2)当該ガイダンスは以下のURLから入手可能。 https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.2903/j.efsa.2021.6768 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8457 |