食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06190270149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ダイコンの葉中のマンジプロパミドに対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2023年12月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、12月21日、ダイコンの葉中のマンジプロパミド(mandipropamid)に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2023年10月27日承認、24ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2023.8421)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条に準拠し、Syngenta Crop Protection AGはオランダの管理当局に対して、屋内でのダイコンへの使用目的に基づき、ダイコンの葉(ケール類のサブグループに分類される)における有効成分マンジプロパミドに対する現行のMRLの改正を求める申請書を提出した。
 申請を裏付けるため提出されたダイコンの葉中の残留データは、本作物に関するMRL案を導出するために十分であった。0.01 mg/kgのバリデーションがとれた定量限界(LOQ)で、検討対象の作物中の残留マンジプロパミドを管理するために適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価の結果に基づき、EFSAは、報告された農業生産工程管理に従ったマンジプロパミドの使用から生じる残留物の長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。
 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。
品名      現行MRL mg/kg     MRL改正案 mg/kg
ダイコンの葉     25            50  さらなるリスク管理上の検討を要す
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8421