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資料管理ID syu06180400108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、Enlist除草剤製品に関する種の保存法(ESA)の生物学的意見書(BiOp)の最終版を公表
資料日付 2023年12月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は12月1日、Enlist除草剤製品に関する種の保存法(ESA)の生物学的意見書(BiOp)の最終版を公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、Enlist農薬製品に対する米国魚類野生生物局(U.S. Fish and Wildlife Service、FWS)の最終生物学的意見書を公表した。Enlist One及びEnlist Duoは、トウモロコシ、綿花、大豆作物の雑草を防除するために使用される2種類の除草剤である2,4-D(訳注 2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-dichlorophenoxyacetic acid))のコリン塩(2,4-D)が両Enlist製品の有効成分であり、グリホサートジメチルアンモニウム塩(グリホサート(glyphosate))がEnlist Duoの有効成分である)。これらの作物は、当該農薬製品に耐性を持つように遺伝子組換えされている。
 EPAは、このFWSのBiOpの結果を反映するために生物学的評価(BE)を更新した。ESAのセクション9及び4(d)(一部の、リストに掲載された種の偶発的な捕獲等(take)は免除される)の遵守を確実にするために、EPAは以下を行う。
・収集及び分析された生態学的事故データをFWSに毎年報告する。
・BiOpの発行から18か月以内にラベルの変更を確認し、対応する。
・リストに掲載された種の及び重要生息地へのEnlist製品のばく露に関するデータを保持及び評価する。
・農薬の使用者及び散布者に訓練及び教育を提供する。
 次のステップ
 当該BiOp最終版発行は、EPAとFWSとの正式な協議手続きの最終段階である。この発行により、EPAは登録者と協力してBiOpを実行する。EPAは、次の栽培期に先立ってラベルの改訂を承認させる予定である。BE及びBiOpによる低減措置は特定の地理的地域に特有のものであり、EPAのBulletins Live! Twoシステムで確認できる。
 Enlist BiOpの全文は、以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2021-0957」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-posts-final-endangered-species-act-biological-opinion-enlist-herbicide-products