食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06180070294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、ダイオキシン類に関するファクトシートを更新 |
資料日付 | 2023年11月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は11月29日、ダイオキシン類に関するファクトシートを更新した。概要・構成は以下のとおり。 1. 主な科学的知見の概要 (1)ダイオキシン類は、残留性環境汚染物質である化学的に関連した化合物のグループ(POPs)である。 (2)ダイオキシン類は世界中の環境中に存在し、食物連鎖の中で、主に動物の脂肪組織中に蓄積する。 (3)ヒトのばく露の90%以上は食品、主に食肉及び乳製品、魚類及び貝類を介したものである。多くの国家当局はその食料供給を監視するプログラムを導入している。 (4)ダイオキシン類は非常に有毒で、生殖及び発育上の問題を引き起こし、免疫系に悪影響を与え、ホルモンの作用を妨げ、がんを引き起こす可能性がある。 (5)全ての人々はダイオキシン類にバックグラウンドでばく露されており、それはヒトの健康に影響を与えるとは考えられていない。しかし、その毒性は非常に強い可能性があるため、現在のバックグラウンドのばく露を減らす取り組みが必要である。 (6)人体へのばく露の防止あるいは低減は、発生源に応じた対策、つまりダイオキシンの生成を減らすための工業プロセスの厳格な管理によって行うのが最良である。 2. 概要 3. 汚染源 4. 汚染事案 5. ヒトの健康への影響 6. 防止及び管理 ・消費者が自身のばく露リスクを低減するためにすべきこと 食肉から脂肪を取り除くことや低脂肪の乳製品を摂取することで、ダイオキシン化合物へのばく露を低減することができる。また、バランスのとれた食事(十分な量の果物、野菜及び穀類を含む)は、単一の供給源からの過剰なばく露を避けるのに役立つ。これは、身体への負荷を減らすための長期的な戦略であり、発育中の胎児及び出生後に授乳される乳児のばく露を減らすために、少女や若年女性にとって最適な方法であろう。しかし、消費者が自らのばく露を減らせる可能性は限定的である。 7. 環境中及び食品中のダイオキシン類の測定 8. WHOの対応 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/dioxins-and-their-effects-on-human-health |