食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06170550149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用家きん、採卵用及び繁殖用に飼養される家きん、観賞用鳥類、哺乳及び離乳イノシシ科仔豚に使用する飼料添加物(Weizmannia faecalis DSM 32016株からなる(TechnoSpore50(登録商標)))の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年11月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月3日、肥育用家きん、採卵用及び繁殖用に飼養される家きん、観賞用鳥類、哺乳及び離乳イノシシ科仔豚に使用する飼料添加物(Weizmannia faecalis DSM 32016株からなる(TechnoSpore50(登録商標)))の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2023年9月26日採択、PDF版10ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8355)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受けて、EFSA は、繁殖用、採卵用及び肥育用に飼養される家きん、観賞用鳥類、哺乳及び離乳イノシシ科仔豚の畜産飼料添加物としての Weizmannia faecalis(以前はBacillus coagulansとして特定されていた)DSM 32016株(TechnoSpore50(登録商標))の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 当該添加物は、肥育用家きん、観賞用鳥類、哺乳及び離乳イノシシ科仔豚の飼料への使用が認可されている。この申請は、繁殖用及び採卵用に飼養される家きんの飼料への使用拡大と、哺乳及び離乳イノシシ科仔豚、肥育用家きん、繁殖用及び採卵用に飼養される家きん及び観賞用鳥類の飲用水への使用の新たな認可を求めたものである。さらに、申請者は、繁殖用及び採卵用に飼養される家きんの飼料への抗コクシジウム剤の同時使用の認可を求めた。
 活性物質の同一性、及び毒素産生性のないことが確認され、関連する抗生物質に対する耐性は示されなかった。したがって、当該菌株は対象動物種、消費者、環境に対して安全であると推定された。その他の成分が懸念を提起しなかったため、TechnoSpore50(登録商標)も対象動物種、消費者、環境に対して安全であると考えられた。当該製品は、採卵用及び繁殖用に飼養される家きんの飼料に 1 x 10の9乗CFU/kg で、また、肥育用に飼養される家きん、採卵用及び繁殖用に飼養される家きん、観賞用鳥類、哺乳及び離乳イノシシ科仔豚の飲用水に5×10の8乗CFU/Lで使用すると有効であると考えられた。当該製品は、ハロフジノン、ジクラズリル、モネンシンナトリウム、塩酸ロベニジン、サリノマイシンナトリウム及びモネンシンナトリウム+ナイカルバジンと拮抗するが、ナラシン又はナラシン+ナイカルバジンと拮抗しない。当該製品とデコキネート、ラサロシドAナトリウム、センデュラマイシンナトリウム、ナイカルバジン又は塩酸アンプロリウムとの適合性については結論できなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8355