食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06160690149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Coriandrum sativum L.の果実から得られる精油(コリアンダーオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年10月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月30日、全動物種に使用する飼料添加物(Coriandrum sativum L.の果実から得られる精油(コリアンダーオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2022年9月28日採択、PDF版22ページ、doi: https://10.2903/j.efsa.2023.8349)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、Coriandrum sativum L.の果実から得られる精油(コリアンダーオイル)を、全動物種の飼料に官能的添加物として使用した場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、コリアンダーオイルの使用は、仔豚、肥育用豚、雌豚、食肉用子牛(代替乳)、肥育用牛、羊、山羊、馬、サケ科、犬、観賞用魚類に対して提案されている最大使用量30 mg/kg完全飼料までは安全であると結論した。他の動物種については、算出された完全飼料中の安全濃度は、肥育用鶏で 14 mg/kg、採卵用鶏で 28 mg/kg、肥育用七面鳥で 26 mg/kg、ウサギで 28 mg/kg、猫で 14 mg/kg である。その他の動物種については、当該添加物は14 mg/kg完全飼料で安全であると考えられた。食肉用子牛(10 mg/kg)及び反すう動物、馬、犬(5 mg/kg)に対する提案された使用条件において、飲用水として単独で使用するか、飼料のみで摂取した場合に安全であると考えられる1日摂取量を超えない場合、飼料と組み合わせて使用することは安全であると考えられた。提案されている飼料への最大使用量までのコリアンダーオイルの使用は、消費者や環境に対する懸念は確認されなかった。C. sativum及びその製剤は食品に風味付けすると認識されており、飼料における機能は食品におけるものと実質的に同じであると考えられるため、有効性に関するさらなる実証は不要であると考えられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8349