食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06160390475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、クリミア・コンゴ出血熱ウイルスがフランス南部の家畜牛から採取したHyalomma属のマダニから検出されたと報告
資料日付 2023年10月24日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月24日、クリミア・コンゴ出血熱ウイルスが、フランス南部の家畜牛から採取したHyalomma属のマダニから検出されたと報告した。概要は以下のとおり。
 フランス農業開発研究国際協力センター(Cirad)は10月6日、ピレネー=オリアンタル県の家畜牛から採取されたHyalomma marginatumという種のマダニからクリミア・コンゴ出血熱(Crimean-Congo Hemorrhagic Fever: CCHF)ウイルスを検出した。これらの初期分析は、パスツール研究所のウイルス性出血熱に関するナショナルリファレンスセンター(NRC)によって確認され、フランスにおける本ウイルスの存在が初めて明らかにされた。
 現在までにフランスでヒト症例は見つかっていない。フランス公衆衛生局は、国民に対するリスクの現状を分析し、飼育者、農業従事者、ハイカーや、地中海沿岸地域でこれらのマダニの見つかっている場所(特に牧草地、石灰質の乾燥地帯に散在する灌木林)によく行く可能性のある人に向けて、マダニによる刺咬を予防するための勧告事項を改めて呼びかけている。また、ANSESは、これらの地理的地域でハンターに対し、小型哺乳類、特に野ウサギの皮を剥ぐ際に(手袋とマスクを着用し)血液や体液との接触を抑えることも呼びかけている。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/fievre-hemorragique-crimee-congo-detection-virus-elevages-bovins