食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06150700149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての家きん種及び全てのイノシシ科に使用する飼料添加物(Aspergillus oryzae DSM 33700株により生産されるエンド-1,4-ベータ-キシラナーゼからなる(RONOZYME(登録商標)WX(CT/L))の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年10月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月19日、全ての家きん種及び全てのイノシシ科に使用する飼料添加物(Aspergillus oryzae DSM 33700株により生産されるエンド-1,4-ベータ-キシラナーゼからなる(RONOZYME(登録商標)WX(CT/L))の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2023年9月26日採択、PDF版14ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8339)を公表した。概要は以下のとおり。 当該添加物RONOZYME(登録商標)WX(CT/L)には、糸状菌Aspergillus oryzaeの遺伝子組換え株で生成されたエンド-1,4-ベータ-キシラナーゼが含まれている。当該添加物は現在、肥育用家きん、離乳仔豚、肥育用豚、授乳雌豚及び採卵用鶏に対して認可されている。申請者は、産生菌株を変更し、A. oryzae DSM 26372株を A. oryzae DSM 33700株に置き換え、当該添加物の使用を全ての家きん種及び全てのイノシシ科に拡大することを求めた。産生株A. oryzae DSM 33700株を使用して製造された当該添加物は、産生株の遺伝子組換えに関する安全性の懸念を提起しなかった。当該添加物の最終産生物を代表する中間生成物中には、産生菌株の生細胞もそのDNAも検出されなかった。当該添加物は、推奨される含有量であれば、全ての家きん種及び全てのイノシシ科に対して安全であると考えられる。産生菌株A. oryzae DSM 33700株を使用して製造された当該添加物の使用は、消費者に懸念を提起しなかった。A. oryzae DSM 33700株により製造された当該添加物は、環境に対する安全性の懸念を提起しない。当該添加物は、それぞれ 100 FXU(※訳注)/kg完全飼料及び200 FXU/kg完全飼料で、全ての家きん種及び全てのイノシシ科に有効である可能性がある。 (※訳注)1キシラナーゼ単位(FXU)は、pH 6.0、50℃ で1分間にアゾ小麦アラビノキシランから7.8μmolの還元糖(キシロース当量)を遊離する酵素量。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8339 |