食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06140070378 |
タイトル | 欧州委員会(EC)、製品に意図的に添加されたマイクロプラスチックを規制する措置の採択を公表 |
資料日付 | 2023年9月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)は9月25日、製品に意図的に添加されたマイクロプラスチックを規制する措置の採択を公表した。概要は以下のとおり。 ECは9月25日、欧州連合(EU)の化学物質法であるREACH規則に基づき、製品に意図的に添加されるマイクロプラスチックを規制する措置を採択することにより、環境保護に向けて新たな大きな一歩を踏み出した。 この新しい規則は、約50万トンのマイクロプラスチックが環境中に放出されることを防ぐ。また、新規則は、マイクロプラスチックそのものの販売、及びマイクロプラスチックが意図的に添加され、使用時にこれらのマイクロプラスチックを放出する製品の販売を禁止する。正式に正当化される場合は、当事者が新規則に適応するための特例及び移行期間が適用される。 採択された規制は、広義のマイクロプラスチックの定義を用いており、有機の不溶性で分解しにくい5ミリメートル以下の全ての合成ポリマー粒子を対象とする。その目的は、できるだけ多くの製品からの意図的なマイクロプラスチックの放出を削減することである。以下に、本規制の対象の一般的な製品の例をいくつか示す。 ・スポーツの人工グラウンドに使用される粒状充填材-環境における意図的なマイクロプラスチックの最大の発生源 ・化粧品-化粧品には、スクラブ剤(マイクロビーズ)や特定のテクスチャー、香り、色合いを得る等、複数の目的でマイクロプラスチックが使用されている。 ・洗剤、柔軟剤、グリッター、肥料、植物保護製品、玩具、医薬品、医療機器等、これらはほんの一部の例にすぎない。(中略) Virginijus Sinkevicius環境・海洋・漁業担当委員は次のように述べた。「意図的に添加されたマイクロプラスチックの禁止は、環境とヒトの健康に対する深刻な懸念に対処するものである。マイクロプラスチックは、海洋、河川、陸上、そして食品や飲料水で見つかっている。本日の規制は、ごく小さな粒子に関わるものであるが、人為的汚染の削減に向けた大きな一歩である。 当該プレスリリースは以下のURLから閲覧可能。 https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/IP_23_4581 本件に関するQ&Aは以下のURLから閲覧可能。 https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/qanda_23_4602 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC) |
情報源(報道) | 欧州委員会(EC) |
URL | https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/mex_23_4607 |