食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06120790301
タイトル 論文紹介:「2023年4月にイタリアで発生した食肉目のペットにおけるクレード2.3.4.4bに属する高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスの無症状感染」
資料日付 2023年8月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance(2023, 28(35):pii=2300441、doi: 10.2807/1560-7917.ES.2023.28.35.2300441)に掲載された論文「2023年4月にイタリアで発生した食肉目のペットにおけるクレード2.3.4.4bに属する高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスの無症状感染(Asymptomatic infection with clade 2.3.4.4b highly pathogenic avian influenza A(H5N1) in carnivore pets, Italy, April 2023)、著者A Moreno(Istituto Zooprofilattico Sperimentale della Lombardia e dell’Emilia Romagna (IZSLER), イタリア)ら」の概要は以下のとおり。
 2023年4月、イタリアの裏庭家きん農場(backyard poultry farm)で、PB2タンパク質に哺乳類適応変異(T271A)を有するクレード2.3.4.4bの高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスによる集団感染が検出された。敷地内で飼われていた5匹の犬と1匹のネコは、臨床症状がなかったが、セロコンバージョン(訳注:血清中に同ウイルス抗原に対する抗体が検出)が起こっていた。ウイルスにばく露された人物のウイルス学的及び血清学的監視により、ヒトへの伝播はないことが証明されたが、哺乳類のペットにおける無症状のインフルエンザA(H5N1)ウイルス感染は、公衆衛生上重要な意味を持つ可能性がある。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) Eurosurveillance(2023, 28(35):pii=2300441)
URL https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2023.28.35.2300441