食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06120400149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ホップ中のアゾキシストロビンに対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2023年8月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月11日、ホップ中のアゾキシストロビン(azoxystrobin)に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2023年7月28日承認、25ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.812)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条に従い、ホップ中の有効成分アゾキシストロビンに対する現行のMRLを改正するよう申請書が提出された。
 申請を裏付ける提出データは、ホップに関するMRL案を導出するのに十分であった。0.01 mg/kgのバリデーションがとれた定量限界(LOQ)で、検討対象の作物中の残留アゾキシストロビンを管理するのに適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価の結果に基づき、また急性リスク評価はアゾキシストロビンに必要ではないと見なされたことを留意し、EFSAは、報告された農業生産工程管理に準拠したアゾキシストロビンの用途から生じる残留物の長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。
 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。
品名     現行MRL mg/kg   MRL改正案 mg/kg
ホップ      30               40
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8124