食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06120020108 |
タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、29種類のPFAS及びリチウムに関する最初の全国モニタリングデータを公表 |
資料日付 | 2023年8月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は8月17日、29種類のPFAS(パーフルオロ及びポリフルオロアルキル化合物)及びリチウムに関する最初の全国モニタリングデータを公表した。概要は以下のとおり。 EPAは、第5回規制外汚染物質監視規則(Fifth Unregulated Contaminant Monitoring Rule:UCMR5)に基づいて収集された最初のデータセットを公表している(2026年までに12のデータセットが公開予定)。EPAのPFAS戦略ロードマップに沿った最新の措置として、UCMR5により国内の飲料水システムで29種類のPFAS及びリチウムが検出される頻度とそのレベルについてEPAの理解を向上させる新しいデータが提供されるであろう。PFAS及びリチウムに関するモニタリングデータは、EPAが安全飲料水法(SDWA)に基づいて公衆衛生を保護するための今後の措置についての決定に役立つであろう。当該措置は、PFAS汚染と闘い、全ての人々の飲料水を守るというバイデン・ハリス政権の取り組みを前進させるものである。 この最初のデータ公表は、EPAが今後3年間に受け取ると予想される全結果の約7%に相当する。EPAは四半期毎に結果を更新し、2026年にデータ報告が完了するまでEPAの全国汚染物質発生データベース(National Contaminant Occurrence Database、NCOD)で一般公開する予定である。 (以下、UCMR 5データ概要(2023年7月)より、抜粋) この限定的である最初のデータセットに基づき、我々は以下について留意した。 1. パーフルオロオクタン酸(PFOA)及びパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)は、最も広く研究されている2種類のPFASである。現在までの結果が得られている公共用水施設(PWSs)の第1回サンプリング結果の7.8~8.5%において、これら2種類のPFASの1種類又は両方の測定値がEPAの最小報告レベル(minimum reporting level、MRL)以上であり、そして結果としてEPAの健康勧告(health advisory、HA)レベルを超えた。 2. EPAのHAレベルを有する他の2種類のPFASは、ヘキサフルオロプロピレンオキシド-ダイマー酸(HFPO-DA)(「GenX化学物質」)及びパーフルオロブタンスルホン酸(PFBS)である。2,002か所のPWSのうち1か所で、HFPO-DAがHAレベルを超えた測定値となった。PFBSについてはHAレベルを超えたものは確認されなかった。 3. UCMR 5の一部である他の25種類のPFASについては、HAレベルが設定されていない。 ・これら25種類のPFASのうち9種類は、約2,000か所のPWSのうち1~207か所で、それぞれのMRL以上の測定値であった。 ・他の16種類のPFASについては、それぞれのMRL以上の結果を報告したPWSはない。 4. EPAはリチウムのHAレベルを公表していないが、スクリーニング目的で健康参照レベル(Health Reference Level、HRL)を算出している。現在までに、PWSの22%がスクリーニングHRLを超えるリチウムの測定結果を報告している。 UCMR 5のデータは、以下のURLから入手可能。 https://www.epa.gov/dwucmr/occurrence-data-unregulated-contaminant-monitoring-rule#5 UCMR 5データ概要(2023年7月)(13ページ)は、以下のURLから入手可能。 https://www.epa.gov/system/files/documents/2023-08/ucmr5-data-summary_0.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
情報源(報道) | 米国環境保護庁(EPA) |
URL | https://www.epa.gov/newsreleases/epa-releases-initial-nationwide-monitoring-data-29-pfas-and-lithium |