食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06111000149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Enterococcus faecium ATCC 53519株及びE. faecium ATCC 55593株からなる)の有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年7月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月27日、全動物種に使用する飼料添加物(Enterococcus faecium ATCC 53519株及びE. faecium ATCC 55593株からなる)の有効性に関する科学的意見書(7月4日採択、PDF版6ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8166)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請を受け、EFSAは、Enterococcus faecium ATCC 53519株及びATCC 55593株からなる2種類の技術的添加物の有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。当該添加剤は、全ての種類の生鮮材料及び全ての動物種において、E. faecium ATCC 53519 株は1 x 10の7乗コロニー形成単位(CFU)/kg飼葉、又は E. faecium ATCC 55593株は 5 x 10の6乗CFU/kg飼葉の最低濃度での使用を意図している。
 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル (FEEDAPパネル)は以前の意見書で、実験終了時のサイレージ化された材料の乾物含量が揮発性物質で補正されていないため、乾燥損失の推定が信頼できないこと、及びその他のパラメータにポジティブな効果が見られないことから、当該添加剤の有効性について結論することができなかった。
 申請者が提出した補足情報には、pH値及び揮発性物質で補正した乾燥損失に関する最新のデータが含まれていた。しかし、揮発性物質で補正した乾燥損失の推定値が誤って算出されていたため、当該添加剤の有効性の評価には考慮されなかった。その他の発酵パラメータに効果がないことを考慮すると、同パネルは、提案された使用条件下で、サイレージの生産量を改善させる当該添加剤の有効性について結論することはできなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8166