食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06110530294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2023/6/1~7/14)を公表(鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス) |
資料日付 | 2023年7月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は7月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2023/6/1~7/14)を公表した(6ページ)。鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスに関する概要は以下のとおり。 2023年5月31日の前回のリスク評価以降、インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染によるヒト症例1例が中国から報告された。 2023年6月9日、中国は四川省の6歳の女児のA(H9N2)ウイルス感染による検査確定症例1例をWHOへ通知した。患者は2023年5月30日に軽度の症状を発症し、所定のインフルエンザ様疾患サーベイランスを通して検出され、入院はしなかった。患者は生きた家きん市場へのばく露の疑いがあった。家族の間で更なる症例は報告されていない。 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスは、アジアの家きんで風土病化しており、アフリカの家きんでの報告が増加している。 リスク評価 (1)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染の更なるヒト症例が発生する可能性 ヒト症例のほとんどは、感染した家きん又は汚染された環境との接触を通してA(H9N2)ウイルスにばく露された後に発生している。ヒトの感染では、ほとんどの場合、軽度の臨床疾患となる傾向がある。当該ウイルスは家きん集団において検出され続けているため、更なるヒト症例が予想される。 (2)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスがヒトからヒトへ伝播する可能性 症例のクラスターは報告されていない。現在の疫学的及びウイルス学的エビデンスでは、世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)により評価されたインフルエンザA(H9N2)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないと示唆されているので、その可能性は低い。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment-14-july-2023 |