食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06110510464 |
タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、3件の集団食中毒の疑いに関する情報を公表 |
資料日付 | 2023年8月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は8月2日、3件の集団食中毒の疑いに関する情報を公表した。概要は以下のとおり。 現在、オーストリアだけでなく、その他のEU加盟諸国でも集団食中毒が発生しており、これらはおそらくSalmonella Enteritidisに汚染されたポーランド産のチキンケバブ串に関連している。 2023年2月以降、オーストリアでは14人が特定のサルモネラ属菌株(S. Enteritidis ST11 CT9791)により発病している。この株による症例はデンマーク、ドイツ、フランス、オランダ、ノルウェー、英国でも報告されている。 別の集団感染事例でもサルモネラ属菌(S. Enteritidis ST11 CT13755)が関与しており、オーストリアでは4月以降7人が発病し、うち1人が死亡している。この集団感染事例を解明する過程で、別のサルモネラ属菌株(S. Enteritidis ST11 CT2114)が、オーストリアで発生した別の6症例、及び、他の欧州諸国(アイルランド、ベルギー、オランダ、フランス)の症例の原因であることが示された。 これらの食品媒介集団感染事例の調査は、AGES、保健省、各州の所轄官庁の緊密な協力のもとに行われている。初期調査の結果、ケバブ串の製造に使用されたポーランド産の鶏肉が感染源である可能性が高いことが示された。 オーストリアでの調査結果は、欧州の食品・飼料早期警戒システム(RASFF)を通じて欧州委員会及びEU加盟国に通知された。オーストリアの情報は、特にポーランドにおいてさらなる調査や必要な対策に活用できる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オーストリア |
情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
URL | https://www.ages.at/ages/presse/news/detail/wir-klaeren-verdacht-auf-drei-lebensmittelbedingte-krankheitsausbrueche-ab |