食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06110360149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、馬鈴薯中の1,4-ジメチルナフタレンに対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2023年8月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月7日、馬鈴薯中の1,4-ジメチルナフタレン(1,4-dimethylnaphthalene)に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2023年7月12日、37ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8190)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC)第6条の規定に従い、Dormfresh社はオランダの管理当局に対し、馬鈴薯中の有効成分1,4-ジメチルナフタレンに対する現行のMRLを改正するよう申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データは、MRL案を導出するために十分であった。馬鈴薯中の残留1,4-ジメチルナフタレン及び動物マトリックス中の残留1,4-ジメチルナフタレン、4-メチル-1-ナフトエ酸(4-methyl-1-naphthoic acid)(M23)及びそのグリシン抱合体とオルニチン抱合体を管理するために適切な分析法が利用可能である。MRLレビューの期間中に特定された、加工試験において有意なレベルで判明した代謝物の特定に関連するデータギャップは、十分に対応されていると考えられた。
 リスク評価の結果に基づき、EFSAは、報告された農業生産工程管理に従った1,4-ジメチルナフタレンの用途から生じる残留物の短期的摂取及び長期的摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。
 EFSAのMRL改正案は以下のとおり(抜粋)。
品名       現行MRL mg/kg       MRL改正案 mg/kg 
馬鈴薯        15              20
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8190