食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06110350149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ハチミツ中のトリフロキシストロビンに対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2023年8月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月8日、ハチミツ中のトリフロキシストロビン(trifloxystrobin)に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2023年7月12日承認、33ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8189)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC)第6条の規定に従い、Bayer AG Crop Science Divisionはオランダの管理当局に対し、ハチミツ中の有効成分トリフロキシストロビンに対するMRLを設定するよう申請書を提出した。 申請を裏付ける提出データは、評価対象の生産物に関するMRL案を導出するために十分であった。バリデーションがとれた0.01 mg/kgの定量限界(LOQ)でハチミツ中の残留トリフロキシストロビンを管理するために適切な分析法が利用可能である。 リスク評価の結果に基づき、EFSAは、今回のトリフロキシストロビンのMRL申請において評価されたハチミツへの残留物の潜在的な移行の結果生じる残留物の短期的及び長期的摂取が、消費者の健康にリスクを及ぼすとは考えにくいと結論した。消費者リスク評価は指標的なものとして見なされ、不確実性により影響を受ける(※訳注)。 EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg ハチミツ及び 0.05 0.07 その他の養蜂製品 (※訳注)消費者リスク評価は、トリフロキシストロビンの構造異性体及び代謝物CGA321113の一般毒性(EUの農薬ピアレビューのデータギャップ)、及び全作物中のそれらの残留の規模(magnitude)に関するさらなる情報の欠落のため指標的なものと見なされ、不確実性により影響される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8189 |