食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06100850149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum CGMCC 18932株により産生されるL-バリンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年7月12日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月12日、全動物種に使用する飼料添加物(Corynebacterium glutamicum CGMCC 18932株により産生されるL-バリンからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(6月5日採択、PDF版11ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8104)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは非遺伝子組換えCorynebacterium glutamicum CGMCC 18932株を用いた発酵により生産されるL-バリンの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 L-バリンは、栄養添加物であり、機能性グループ: アミノ酸、その塩及び類似体として、全ての動物種及びカテゴリーの飼料及び飲用水に使用されることが意図されている。当該産生株は、安全性評価の安全性適格推定(QPS)アプローチの要件を満たしていると考えられる。EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル (FEEDAPパネル)は、C. glutamicum CGMCC 18932株により生産される L-バリンは、対象動物種の栄養上の必要性に基づき適切な量を飼料に添加した場合、対象動物種に対して安全であると考えられると結論した。C. glutamicum CGMCC 18932株により生産されるL-バリンを動物栄養に使用することは、消費者及び環境に対して安全であると考えられる。FEEDAP パネルは、C. glutamicum CGMCC 18932株を用いた発酵により生産される L-バリンは、非反すう動物の栄養源として必須アミノ酸L-バリンの有効な供給源であると結論した。非反すう動物と同様に反すう動物においても有効であるためには、L-バリン補給は第一胃内での分解からの保護が必要である。FEEDAPパネルは、衛生上の理由から、飲用水にアミノ酸を使用することに懸念を表明した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8104