食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06100670105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、サイクロスポーラの研究、予防及び対応に関する取り組みについての最新情報を公表 |
資料日付 | 2023年6月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は6月30日、サイクロスポーラの研究、予防及び対応に関する取り組みについての最新情報を公表した。概要は以下のとおり。 FDAは、FDAの「サイクロスポーラの予防、対応及び研究行動計画」の更新を公表した。当該更新は、米国のサイクロスポーラ症の発生を防止及び低減するためのFDAの作業の現状を反映している。 2021年、FDAは「サイクロスポーラの予防、対応及び研究行動計画(2021)」を公表した。当該行動計画は、FDAのサイクロスポーラ対策部会によって作成されたもので、米国における食品由来サイクロスポーラ症の公衆衛生上の負荷を軽減するためのFDAの戦略を詳述している。これはまた、サイクロスポーラの食品安全研究に関するFDAの優先項目を定義し、予防的な取り組みを通して食中毒と闘うための「食品安全強化法(FSMA)」及び「よりスマートな食品安全の新時代(New Era of Smarter Food Safety)」の精神と合致したものである。 更新された行動計画には、洗練された戦略、成果に関する報告、及び対策部会によって特定された3つの新しい行動が含まれている。今年の成果には、以下が含まれるが、これらに限るものではない。 1. サイクロスポーラ・カイエタネンシス(Cyclospora cayetanensis)の新しい的を絞ったアンプリコン遺伝子タイピングアッセイの開発。このアッセイにより、検体中で検出される寄生虫が低レベルである場合でも検査所による配列解析が可能となり、集団感染と根本原因の調査が更に促進される。 2. FDAと独立した研究所の研究協力を通じた、生鮮農産物、土壌、及び農業用地表水中のC. cayetanensisの検出のための、新しい完全に自動化されたスクリーニング・アッセイの開発。 3. 食品安全、研究、及び共有データについて検討するためのステークホルダーとの月例会議。 4. 農産物表面及び環境中でのC. cayetanensisの制御に関する研究についての技術支援。 5. メキシコとの食品安全パートナーシップを通じた、C. cayetanensis検査のための検査所の能力の強化。 当該計画の3つの新しい行動には、根本原因分析手順の進展、研究に利用できるサイクロスポーラのオーシストのリポジトリの構築、及びそのような研究を実施するための手法を発展させることが含まれる。 FDAのサイクロスポーラ対策部会は、産業界、学界、並びに州及び国際機関のステークホルダーと提携して、知識のギャップを埋め、サイクロスポーラ症の発生を防止及び低減するために有意義な進歩を遂げるよう予防及び研究の取り組みを支援している。 FDAは、連邦、州、地方の公衆衛生、及び業界関係者に情報提供するため、サイクロスポーラ行動計画と主要な成果に関連する定期的な更新情報の共有を継続する予定である。 更新された行動計画は、以下のURLから閲覧可能。 https://www.fda.gov/food/foodborne-pathogens/cyclospora-prevention-response-and-research-action-plan |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-provides-update-cyclospora-research-prevention-and-response-efforts |