食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06100300149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えSaccharomyces cerevisiae LALL-LI株由来食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年7月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月6日、遺伝子組換えSaccharomyces cerevisiae LALL-LI株由来食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(6月7日採択、PDF版13ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8091)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素トリアシルグリセロールリパーゼ(トリアシルグリセロールアシルヒドロラーゼ、EC 3.1.1.3)は、遺伝子組換えSaccharomyces cerevisiae株LALL-LIを用いて、Lallemand Inc.により生産される。 当該遺伝子組換えの結果は安全性上の懸念を提起しない。 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞を含有しないが、組換えDNAは含有している。 当該食品用酵素は、焼成工程にて使用されることが意図されている。 欧州集団における当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大0.42? mg TOS/kg体重と推定された。 当該食品用酵素の産生菌株は、安全性評価に対する安全性適格推定(Qualified presumption of safety(QPS))アプローチの要件を満たしているため、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、当該食品用酵素の評価に毒性学的試験は必要ないと判断した。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。CEPパネルは、意図された使用条件下において、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8091 |