食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06100280149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、キモシン及びペプシンAを含有する子牛及び乳牛の第四胃由来食品用酵素レンネットの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年6月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月30日、キモシン及びペプシンAを含有する子牛及び乳牛の第四胃由来食品用酵素レンネットの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(6月7日採択、PDF版11ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8084)。概要は以下のとおり。 キモシン(EC 3.4.23.4)及びペプシンA(EC 3.4.23.1)を含有する当該食品用酵素は、子牛及び乳牛(Bos taurus)の第四胃から、Chr.Hansenにより調製される。 当該食品用酵素は、チーズ製造用の乳加工工程及び発酵乳製品製造用の乳加工工程に使用されることが意図されている。 当該食品用酵素の源である動物種及び製造手法から懸念は提起されず、さらに、安全な使用歴及び摂取歴に基づき、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、毒性学的データは不要であり、かつ、食事性ばく露の推定は必要ないと判断する。 2種のタンパク質(キモシン及びペプシンA)のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、呼吸器系アレルゲンである豚のペプシンとの一致が1件検出された。CEPパネルは、意図された使用条件下において、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8084 |