食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06100270149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えCellulosimicrobium funkei AE-AMT株由来食品用酵素α-アミラーゼの安全性評価の更新に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年6月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月30日、非遺伝子組換えCellulosimicrobium funkei AE-AMT株由来食品用酵素α-アミラーゼの安全性評価の更新に関する科学的意見書を公表した(6月8日採択、PDF版11ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.8101)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素α-アミラーゼ(4-α-D-グルカングルカノヒドラーゼ; EC 3.2.1.1)は、非遺伝子組換えCellulosimicrobium funkei AE-AMT株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により生産される。
 前回の意見書において当該食品用酵素の安全性評価は完了しており、EFSAは、マルトデキストリン類製造用のデンプン加工工程に使用する場合、当該食品用酵素は安全性上の懸念を提起しないと結論した。
 今回、申請者は当該食品用酵素の用途を拡張し、以下の食品製造工程6工程にも使用するため、新たなデータを提供した。
・ 焼成工程
・ 穀物ベース加工工程
・ 乳製品類似物製造用の植物加工工程
・ 茶・ハーブ・果物の煎じ液の加工工程
・ 醸造工程
・ ワインビネガー以外のビネガー生産工程
 総計7工程となる食品製造工程にての使用に対し、欧州集団における当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大0.012 mg TOS/kg体重と推定された。
 前回の意見書において提供された毒性学的データを適用し、無毒性量(NOAEL)を1日あたり230 mg TOS/kg体重(試験された最高用量)とした場合、ばく露マージンは少なくとも19,167と導出される。
 改訂されたばく露量算定及び前回の評価結果に基づき、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、当該食品用酵素は、改訂された意図される使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8101