食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06090660105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、ファストフード及びフルサービス飲食店における食中毒リスク要因の発生に関する報告書(2017-2018年)を公表
資料日付 2023年6月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は6月20日、ファストフード及びフルサービス飲食店における食中毒リスク要因の発生に関する報告書(2017-2018年)を公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、ファストフード及びフルサービス飲食店における食中毒リスク要因の発生に関する報告書を公表した。米国疾病管理予防センター(CDC)によると、各年に発生する集団食中毒の半数以上は、飲食店由来の食品に関連している。
 当該報告書は、2017年から2018年に収集されたデータに由来するFDAの調査結果をまとめたものであり、食中毒リスク要因の発生、並びに食品サービス施設における食品安全に関する行為及び慣行の傾向に関するFDAの10か年調査(2013-2022年)の一部である。リスク要因は、不適切な加熱料理、不十分な個人衛生、あるいは安全でない供給源からの食品の使用等、集団食中毒発生に寄与する可能性のある食品調理作業の慣行である。
 当該研究で対象となった飲食店は、米国全土に位置し、FDAの小売食品の専門家によってデータ収集のために無作為に選択された。2017-2018年報告書の調査結果は、十分に開発され文書化された食品安全管理システム(FSMS)が食中毒リスク要因の発生を低減するのに役立つことを示唆している。当該報告書に記載されているその他の主要な調査結果は次のとおりである。
1. 不適切な加熱調理は、当該研究において調査された食中毒のリスク要因の中で、規制からの逸脱が最も少ない(least out-of-compliance)ものであった。
2. 十分に開発された食品安全管理システムを持つことが、リスク要因を最小化する上で、最も強力な予測因子であった。
3. 発生頻度が最も高いリスク要因2件は、不適切な保持時間及び温度、並びに不十分な個人衛生であった。
 当該2017-2018年報告書全文(2023年6月、58ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/media/169390/download
 当該調査結果に関するファクトシート(2ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/media/169391/download
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-releases-2017-2018-report-occurrence-foodborne-illness-risk-factors-fast-food-and-full-service