食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06090620294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、食物アレルゲンのリスク評価(パート3:優先順位の高い食物アレルゲンの予防的な表示のレビュー及び確立)に関する議事録を公表 |
資料日付 | 2023年6月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は6月16日、食物アレルゲンのリスク評価(パート3:優先順位の高い食物アレルゲンの予防的な表示のレビュー及び確立)に関する議事録(104ページ、https://apps.who.int/iris/rest/bitstreams/1510008/retrieve)を公表した。概要は以下のとおり。 国連食糧農業機関(FAO)及びWHOは、食品中の意図しないアレルゲンの存在に対応するための予防的なアレルゲン表示(precautionary allergen labelling:PAL)を支援するエビデンスをレビューし、評価するため、第三回会合を再招集した。 第三回会合の専門家委員会は、PALの現状及び使用に関するデータをレビューし、多くの国で使用されている現在のPALのシステムは統一されておらず、情報不足であり、食品製品中の意図しないアレルゲンの存在(unintended allergen presence:UAP)の量及び頻度のリスクに必ずしも基づくものではないため、改善する必要があるとの内容で全員一致した。専門家委員会はまた、現在のPALでは消費者への情報と価値が広く損なわれていると考えた。専門委員会は、第2回会合で設定されたRfD(参照用量)の原則及び根拠を見直し、HBGV(健康影響に基づく指標値)及び安全目標により説明できるような各優先的アレルゲンのRfDを新たに設定した。この新しいRfDは、散発的な又は予期しないUAP(意図しないアレルゲンの存在)が消費者に対して重大なリスクをもたらし、PAL(予防的アレルゲン表示)により消費者に伝達する必要性を決定する場合、有効なリスク評価エンドポイントになるという合意に達した。 (※訳注)食物アレルゲンのリスク評価に関する第一回及び第二回会合の議事録は以下のURLから参照可能 第一回会合 https://www.who.int/publications-detail-redirect/9789240042391 第二回会合 https://www.who.int/publications-detail-redirect/9789240065420 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | https://www.who.int/publications/i/item/9789240072510 |