食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06080700149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(フェロシアン化カリウムからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年6月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月9日、全動物種に使用する飼料添加物(フェロシアン化カリウムからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(5月11日採択、PDF版19ページ、doi: https://10.2903/j.efsa.2023.7953)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、全動物種に使用する技術的飼料添加物(機能性グループ: 固化防止剤)としてのフェロシアン化カリウムの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 当該添加物であるフェロシアン化カリウムは、最大含有量が150 mgのフェロシアン化物陰イオン/kg塩の塩化カリウムに使用されることを意図している。フェロシアン化カリウムの使用は、最大含有量150 mgのフェロシアン化物陰イオン(無水)/kgで塩化カリウムに添加した場合、肥育用豚及び授乳中の母豚、羊、山羊、サケ科及び犬に対して安全である。安全性のマージンがない場合、提案された使用条件による塩化カリウムの使用は、肥育用鶏、産卵用鶏、七面鳥、子豚、子牛、肥育用牛、乳用牛、馬、ウサギ及び猫に対して安全ではないと考えられる。他の動物種の飼料における塩化カリウムの使用に関する情報がないため、150 mgフェロシアン化物/kgを添加した塩化カリウムの潜在的な安全量に関する結論は得られない。動物栄養におけるフェロシアン化カリウムの使用は、消費者の安全性において懸念されることはない。利用可能なデータから、FEEDAP パネルは、土壌及び海洋環境に対する当該添加物の安全性について結論することはできない。一方、提案された使用条件に従って陸上養殖で当該添加物を使用することは、懸念がないと考えられる。フェロシアン化カリウムは、提案された使用量で塩化カリウムに含まれる場合、固化防止剤として有効であると考えられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7953 |