食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06080650149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用鶏、産卵用に飼養される鶏及び七面鳥に使用する飼料添加物(モネンシンナトリウム(Elancoban(登録商標)G200)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年6月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月9日、肥育用鶏、産卵用に飼養される鶏及び七面鳥に使用する飼料添加物(モネンシンナトリウム(Elancoban(登録商標)G200)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(5 月 11 日採択、PDF版13ページ、doi: https://10.2903/j.efsa.2023.8044)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは抗コクシジウム剤であるモネンシンナトリウム(Elancoban(登録商標)G200)を肥育用鶏及び七面鳥の飼料添加物として使用する場合の新たな科学的意見書の提出を求められた。モネンシンナトリウムは、非遺伝子組換えStreptomyces sp. NRRL B-67924株の発酵により生産される。 ゲノム解析の結果、産生株はStreptomyces属の新種に属する可能性があることが示唆された。当該産生株及びそのDNAは、最終添加物からは検出されなかった。当該製品は、モネンシン以外の抗菌活性を有していない。EFSAの「動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、当該製品に含まれるモネンシンナトリウムについて、最終体重の用量依存的な減少により、提案された最大使用量での肥育用鶏及び産卵用に飼養される鶏の飼料における安全性を結論することはできない。モネンシンナトリウムの毒性学的プロファイルは、親株ATCC 15413から得られた生産物を用いた試験で評価された。FEEDAPパネルは、2つの菌株のゲノムの比較に基づき、毒性学的同等性が確立されたと結論した。したがって、当該製品に関して既に出された結論は、新しい産生菌株で得られた製品にも有効であり、当該添加物は消費者及び環境に対して安全であると結論した。当該製品のモネンシンナトリウムは、100 mg/kg飼料の濃度で16週齢までの七面鳥に対して安全であり、最低濃度60 mg/kg完全飼料でコクシジウム症を抑制する可能性がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8044 |