食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06080220314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、植物保護製剤の透明性のある認可に関する研究(製造者は、有効成分に関する利用可能なすべての研究を提出すべきである)を公表 |
資料日付 | 2023年6月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は6月7日、植物保護製剤の透明性のある認可に関する研究(製造者は、有効成分に関する利用可能なすべての研究を提出すべきである)を公表した。概要は以下のとおり。 消費者及び利用者を包括的に保護するために、植物保護製剤及びその有効成分は、認可前に健康への悪影響の可能性について検査される。欧州連合(EU)の関連する認可手続きは、世界的に最も厳格なものの一つである。このたび、学術誌「Environmental Health」に掲載されたスウェーデンの研究では、米国環境保護庁(EPA)に提出された研究が、EUの関連当局にも周知されていたかどうかが調査された。これらの研究では、神経系の発達が農薬の有効成分によって影響を受けるかどうかが検討された。発達神経毒性に関する35件の研究のうち、9件はEU当局に周知されておらず、同誌の著者らはこれを批判した。また、当該論文はメディアでも報道された。 EUの関連規則では、有効成分の評価において、データの状況によっては、発達神経毒性試験の提出は必須ではない。しかし、健康への悪影響が懸念される場合、それを明確にし、対応するデータを収集・提出しなければならない。これとは関係なく、BfRの見解では、確かなデータ基盤を構築するために、有効成分に関する利用可能な全ての研究を認可申請する必要があるとの考えを示した。 ・研究論文:「発達神経毒性試験の非開示は、EUにおける農薬の安全性評価を妨害している」は以下のURLから入手可能。 https://ehjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12940-023-00994-9 ・BfRの本意見書の詳細は以下のURLから入手可能。 https://www.bfr.bund.de/cm/343/rueckstaende-von-pflanzenschutzmitteln-in-erdbeeren-gesundheitliche-beeintraechtigungen-nicht-zu-erwarten.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/rueckstaende-von-pflanzenschutzmitteln-in-erdbeeren-gesundheitliche-beeintraechtigungen-nicht-zu-erwarten.pdf |