食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06070660372 |
タイトル | アルゼンチン医薬品食品医療技術管理局(ANMAT)、食品中のトランス脂肪酸の最大基準値引き下げを公表 |
資料日付 | 2023年5月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アルゼンチン医薬品食品医療技術管理局(ANMAT)は5月19日、食品中のトランス脂肪酸の最大基準値引き下げを公表した。概要は以下の通り。 本日(5月19日)、衛生品質局及び農牧漁業局の合同決議No.16/2023が官報にて公表され、健康懸念栄養素(nutrientes criticos、※訳注)の削減及び健康的な食事を促進する戦略を監視する枠組みにおいて、食品中のトランス脂肪酸の基準値が引き下げられた。 本規則は、アルゼンチン食品法(Codigo Alimentario Argentino:CAA)第155条3を改正し、材料及び/又は原料として使用されるものを含む全ての製品における総脂肪量に関して、工業由来のトランス脂肪酸(TFA-IPA)の最大基準値を2%までに引き下げる。また、食品、材料、原料の製造における部分水素添加油脂の使用を禁止する。 規制枠組みの適応は、トランス脂肪酸の摂取が心血管疾患の発生率の増加、虚血性心疾患による死亡率の増加、及びあらゆる原因による死に関連するという実証されたエビデンスに基づく汎米保健機構(PAHO)の勧告に沿うものである。 この改正は食品中のトランス脂肪酸含有量の最初の最大基準値をCAAに組み込むことを推進した「アルゼンチン2014トランス脂肪酸フリー」イニシアティブの開始から、2010年以降、徐々に展開されてきた健康懸念栄養素の削減戦略に沿うものである。それ以来、食品産業におけるトランス脂肪酸及びその使用の漸減に見合う規則の調整が行われてきた。 本規制の更新は5月20日から施行され、食品産業の適合に向けたスケジュールは2年、3年、4年と順次定められている。 健康に大きな影響を与えるこの施策は、健康的な食事の促進に関する戦略及び規制アジェンダ2021-2023 INAL/ANMAT(AR21/23)の戦略的計画の枠組みにおいて、保健省の非感染性疾患に対する統合的アプローチのための総局(DNAIENT)及びANMATが、国立食品研究所(INAL)を通して実施したものである。 当該合同決議No.16/2023は以下のURLから閲覧可能。 https://www.boletinoficial.gob.ar/detalleAviso/primera/286904/20230519?busqueda=1 アルゼンチン食品法(Codigo Alimentario Argentino)は以下のURLから閲覧可能。 https://www.argentina.gob.ar/anmat/codigoalimentario (※訳注)PAHOによれば、健康懸念栄養素(nutrientes criticos)とは、糖類、総脂肪、飽和脂肪酸、トランス脂肪酸、ナトリウムを指す。 https://www.paho.org/es/perfil-de-nutrientes |
地域 | 中南米 |
国・地方 | アルゼンチン |
情報源(公的機関) | アルゼンチン医薬品食品医療技術管理局(ANMAT) |
情報源(報道) | アルゼンチン医薬品食品医療技術管理局(ANMAT) |
URL | https://www.argentina.gob.ar/noticias/avanza-la-reduccion-de-las-grasas-trans-en-alimentos |