食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06070060105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、リンゴジュース中の無機ヒ素の措置基準についての業界向けガイダンス最終版を公表 |
資料日付 | 2023年6月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は6月1日、リンゴジュース中の無機ヒ素の措置基準についての業界向けガイダンス最終版を公表した。概要は以下のとおり。 FDAは、「リンゴジュース中の無機ヒ素の措置基準(action level)」と題する業界向けガイダンス最終版を公表した。当該ガイダンス最終版により、業界に対し、2013年にFDAが草案で発行したリンゴジュースの無機ヒ素の措置基準10 ppbを確定する。当該ガイダンスは、乳幼児が一般的に摂取する食品由来の環境汚染物質へのばく露を低減するというFDAの目標を支えるものである。 FDAの当該検査結果では、3 ppb及び5 ppbを下回る検体の割合が増加しており、市場でのリンゴジュースにおける無機ヒ素の量が減少傾向であることを反映している。しかし、FDAはガイダンス案の公表以降も、10 ppbを超える無機ヒ素レベルを有するリンゴジュース検体をいくつか確認している。したがって、FDAは適正製造規範(GMP)を用いることで、このレベルが達成可能であると考え、10 ppbの措置基準を最終決定している。 10 ppbの措置基準に拘束力はないものの、FDAは製造業者にリンゴジュースの無機ヒ素レベルを低下させることを促すのに役立つと期待している。FDAは、リンゴジュース検体中のヒ素を監視する現在の業務を継続し、検査でリンゴジュース中に10 ppbを超える無機ヒ素を確認した場合は、他の要素と合わせて当該措置基準を考慮し、執行措置を講じるかどうかを決定する。より低いヒ素レベルは更なる公衆衛生保護となるため、FDAの行動計画「ゼロにより近づける(Closer to Zero)」の一環として、当該措置基準を再検討する予定である。 当該ガイダンス(2023年6月、13ページ)は、以下のURLから入手可能。 https://www.fda.gov/media/86110/download |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-issues-final-guidance-industry-action-level-inorganic-arsenic-apple-juice |