食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06060800314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、消費者モニター調査(02/2023)を公表
資料日付 2023年5月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は5月8日、消費者モニター調査(02/2023)により、多くの人々が日常生活におけるリスクとしてマイクロプラスチックを挙げていることを公表した。概要は以下のとおり。
 日常生活で特に強く意識される健康リスクは何か?BfRの定期標本調査である消費者モニター調査は、この問いに対処している。調査において提示された健康及び消費者関連問題の評価において、マイクロプラスチックが懸念事項のトップに挙げられた(66%が高程度の懸念/20%が中程度の懸念)。2位は抗生物質耐性(高程度の懸念58%/中程度の懸念20%)、3位は食品中における植物保護製剤の残留(高程度の懸念57%/中程度の懸念19%)であった。マイクロプラスチックは、BfRにおける自然・社会科学研究のテーマでもある。「消費者モニター調査は、我々のマイクロプラスチックに関する調査やインタビューの結果を裏付けている。一般市民の間の知識のギャップは大きく、リスクコミュニケーションがこれに関連した不安を取り除く支援を行う」と、BfRのリスクコミュニケーション部門のRobin Janzik氏は述べている。現在の知見によれば、食品中のプラスチック粒子による人への健康リスクは、考えにくい。
 食品、パーソナルケア製品、衣類、玩具において、何が最も健康リスクがあると考えるか?この問いに対する回答で最も多かったのは、望ましくない物質「農薬」、「化学物質」であった(27%、複数回答可)。2位は「プラスチック」(12%)、続いて、不十分あるいは誤解を招く消費者情報(10%)及び糖類、塩分、脂質のような特定の栄養素(9%)であった。
 ・消費者モニター調査の詳細は以下のURLにて閲覧可能。
https://www.bfr.bund.de/cm/350/bfr-verbrauchermonitor-02-2023.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/de/presseinformation/2023/08/viele_menschen_ueber_mikroplastik_besorgt-310941.html