食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06060310149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、動物製品中のトリクロピルに対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2023年5月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月5日、動物製品中のトリクロピル(triclopyr)に対する現行の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2023年3月11日承認、38ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.8007)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条に従い、Corteva Agriscience International社はオランダの管理当局に対し、動物製品中の有効成分トリクロピルに対する現行のMRLを改正するよう申請書を提出した。申請を裏付ける提出データは、草地における施用に対して予想される残留レベルを考慮し、ブタ及び反すう動物の食用製品、及び反すう動物の乳に関するMRL案を導出するために十分であった。検討対象の製品中の残留トリクロピルを管理するために、定量限界(LOQ)0.01 mg/kgでバリデーションがとれた適切な分析法が利用可能である。 リスク評価の結果に基づき、EFSAは、報告された農業生産工程管理に従ったトリクロピルの使用に由来する残留物の短期的及び長期的摂取、及び動物由来の製品中のMRL案が、消費者の健康にリスクを及ぼすとは考えにくいと結論した。消費者リスク評価は、MRLレビューに基づき要請された補強データが提出されるまで指標的なものに留まる。 EFSAのMRL改正案は以下のとおり。 品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg ブタ(筋肉) 0.01 0.015 ブタ(脂肪) 0.01 0.07 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8007 |