食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06050930149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、肥育用豚に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii CGMCC 12056株により生産される6-フィターゼからなる(APSA PHYTAFEED(登録商標)20,000 GR/L))の有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年4月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月20日、肥育用豚に使用する飼料添加物(Komagataella phaffii CGMCC 12056株により生産される6-フィターゼからなる(APSA PHYTAFEED(登録商標)20,000 GR/L))の有効性に関する科学的意見書(3月23日採択、PDF版7ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7973)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、肥育用豚の飼料畜産添加物(機能グループ:消化率向上剤、digestibility enhancers)としての遺伝子組換えKomagataella phaffii CGMCC 12056株により生産される6-フィターゼ(APSA PHYTAFEED(登録商標)20,000 GR/L)の推奨最低量1000 U(※訳注)/kg飼料での有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 前回の評価では、3つの試験が提出され、そのうちの1つは動物実験パラメータで有意な改善を示し、当該添加剤の有効性を裏付けていた。他の2つの試験では、糞中リン消化率及び骨石灰化が評価されたが、骨のリン保持率に改善は見られなかったため、FEEDAPパネルは当該添加剤の有効性について結論することができなかった。 申請者は、肥育用豚を対象とした、動物の畜産学的パフォーマンス、見かけの糞中リン消化率及び骨石灰化を評価する2つの新しい有効性試験を提出した。そのうちの1つの試験は、死亡率が高く、動物の淘汰と医療処置が施されたため、考慮されなかった。もう1つの試験では、フィターゼを1,000 U/kg完全飼料で投与した動物で、最終体重と見かけの全消化管リン消化率の有意な改善が認められた。FEEDAPパネルは、十分なデータがないため、肥育用豚における当該添加剤の有効性について結論を出すことができなかった。 (※訳注)1単位(U)は、pH5.5、37℃で1分間にフィチン酸から1μmolの無機リン酸を遊離する酵素の量と定義される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7973 |