食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06050870149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(フェロシアン化ナトリウム及びフェロシアン化カリウムからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年4月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月19日、全動物種に使用する飼料添加物(フェロシアン化ナトリウム及びフェロシアン化カリウムからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(3月21日採択、PDF版19ページ、doi: https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7960)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、全動物種の技術的飼料添加物としてのフェロシアン化カリウム及びフェロシアン化ナトリウムの安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。 当該添加物であるフェロシアン化ナトリウム及びフェロシアン化カリウムは、最大含有量80 mgフェロシアン化物陰イオン(無水)/kg塩で、塩化ナトリウムに使用することを意図している。 EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関する科学パネル(FEEDAPパネル)は、フェロシアン化ナトリウム及びフェロシアン化カリウムの使用は、最大含有量80 mgフェロシアン化物陰イオン/kgで塩化ナトリウムに添加した場合、肥育用七面鳥、産卵用鶏及びその他の産卵用/繁殖用鳥類、全ての豚種及びカテゴリー、全ての反すう動物種及びカテゴリー、ウサギ、馬、サケ科及びその他のマイナー種の魚類、犬及び猫に対して安全であると結論した。安全性マージンがない場合、提案された使用条件に従って塩化ナトリウム及び塩化カリウムを使用することは、肥育用鶏及び七面鳥以外の肥育用又は産卵用/繁殖用に飼養されるその他の家きん種に対して安全とはみなされない。その他の動物種の飼料における塩化ナトリウムの使用に関する情報がないため、80 mgフェロシアン化物陰イオン(無水)/kgを添加した塩化ナトリウムの潜在的な安全量に関する結論は得られない。提案された使用条件下で、動物栄養にフェロシアン化ナトリウム及びフェロシアン化カリウムを使用することは、消費者の安全性にとって懸念を提起しない。飼料添加物としてフェロシアン化ナトリウム及びフェロシアン化カリウムを使用することは、環境に対して安全であると考えられる。当該添加物は、提案された使用量で、塩化ナトリウムの固化防止剤として有効であると考えられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7960 |