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資料管理ID syu06050540470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、A型肝炎に関する2017年疫学報告書を公表
資料日付 2023年4月26日
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分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4月26日、A型肝炎に関する2017年疫学報告書(7ページ)を公表した。主な内容は以下のとおり。
1. 2017年、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の30か国で26,294例のA型肝炎症例が報告され、そのうち確定症例は26,149例(99.4%)であった。
2. EU/EEAの届出率は人口10万人対5.1症例であり、これは過去4年間の届出率の平均値の2倍以上であった。キプロス、デンマーク、フィンランド及びノルウェー以外のEU/EEA諸国の届出率は人口10万人対1症例を超えていた。届出率が高かった国は、スロバキア(人口10万人対12.6例)、ルーマニア(同16.1例)及びブルガリア(同35.3例)であった。
3. 2017年は、欧州サーベイランスシステム(TESSy)の公表データが利用可能になって以降、報告症例数及び届出率ともに最も高かった。
4. 25歳から44歳までの成人男性の年齢グループが最も届出率が高かった(人口10万人対12症例)。
5. 2017年は、男性間性交渉者に患者が偏った、遺伝子亜型IAの3種類のA型肝炎ウイルス株が同時に蔓延する、前例のない大規模かつ長期的な集団感染が発生したことが特徴である。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/hepatits-a-annual-epidemiological-report-2017.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/hepatitis-annual-epidemiological-report-2017