食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06030600160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、予防的アレルゲン表示の適用基準及びグルテン非含有原材料表示の使用に係る技術的ガイダンスの更新に関する公開協議を公表 |
資料日付 | 2023年3月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は3月27日、予防的アレルゲン表示の適用基準及びグルテン非含有原材料表示の使用に係る技術的ガイダンスの更新に関する公開協議を公表した。概要は以下のとおり。 FSAは、食品包装に「含まれている可能性がある(may contain)」という警告を表示する予防的アレルゲン表示(PAL)をいつ、どのように適用するかに関する新たな勧告について意見を求めている。 新たな勧告では、食品法遵守の確保に向け、食品事業者はPALが14種類の主要アレルゲンのどれを指すかを明示する必要がある。例えば、一般的な「ナッツ類を含む可能性がある」ではなく、「ピーナッツを含む可能性がある」「木の実を含む可能性がある」といった表記の使用である。 FSAは、消費者の安全及び選択に不必要な影響を与えないよう、リスク評価を行った上でPALを適用することを推奨している。 また、製品が「不使用(free-from )」と表示しているアレルゲンと同じアレルゲンにPALを適用すべきではないという新たなガイダンスについても意見が求められている。これは、例えば「乳製品不使用」と表示されている製品に「乳を含む可能性がある」と表示すべきではないことを意味する。 この変更案は、2021年12月に開始された「May Contain Consultation」において、90%以上の回答者からの支持を受けた。 また、更新されたガイダンスでは、「このメニューはノングルテン・ダイエット向けに設計されている」といったグルテン非含有原材料表示(NGCI)を使用しないよう企業に助言している。NGCIは消費者に誤解を与えることが判明しているため、FSAは「グルテンフリー」又は「低グルテン」というフレーズのみを使用するよう推奨している。 当該公開協議は5月22日に終了する。 当該公開協議の詳細は以下のURLから閲覧可能。 https://www.food.gov.uk/news-alerts/consultations/consultation-on-updates-to-the-food-standards-agencys-technical-guidance-on-food-allergen-labelling-and-information-requirements |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/fsa-seeks-views-on-new-may-contain-guidance |