食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06030140149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、鶏卵由来食品用酵素リゾチームの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年3月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月28日、鶏卵由来食品用酵素リゾチームの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(3月8日採択、PDF版17ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7916)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素リゾチーム(ペプチドグリカンN-アセチルムラモイルヒドラーゼ、EC 3.2.1.17)は鶏卵を用いて生産され、DSM Food Specialties BVから提出されている。 当該食品用酵素は、醸造工程、チーズ製造用の乳加工工程、ワイン及びビネガー製造工程に使用されることが意図されている。 当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大4.9 mg TOS/kg体重と推定された。当該ばく露量は、全人口集団において、鶏卵由来の対応する画分の摂取量よりも低い。 鶏卵のリゾチームは、既知の食物アレルゲンである。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、意図された使用条件下において、処理されたビール・チーズ及びチーズ製品・ワイン及びワインビネガーに残留するリゾチームが、高感受性の摂取者においてアレルギー性有害反応を誘発する可能性があると判断する。 提供されたデータ、当該食品用酵素の起源、当該食品用酵素へのばく露量が鶏卵からの摂取量に相応する点に基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素リゾチームは、高感受性の摂取者において発症する既知のアレルギー性有害反応を除き、意図した使用条件下において、安全性上への懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7916 |