食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06030130149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非遺伝子組換えStreptomyces murinus AE-DNTS株由来食品用酵素AMPデアミナーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年3月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月27日、非遺伝子組換えStreptomyces murinus AE-DNTS株由来食品用酵素AMP(アデノシン一リン酸)デアミナーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(3月8日採択、PDF版13ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7915)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素AMPデアミナーゼ(AMPアミノヒドラーゼ; EC 3.5.4.6)は、非遺伝子組換えStreptomyces murinus AE-DNTS株を用いて、Amano Enzyme Inc.(天野エンザイム株式会社)により、生産される。
 当該食品用酵素は、当該産生生物の生細胞を含有しない。
 当該食品用酵素は、イースト加工工程、及び、キノコ抽出物製造工程における使用が意図されている。
 欧州集団における当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大0.0004 mg TOS/kg体重と推定された。
 当該食品用酵素のバッチは、毒性学的試験に使用されたバッチを含め、十分に特性決定がなされていない。
 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、意図された使用条件下において、食事性ばく露によるアレルギー反応誘発のリスクは排除されないと判断するが、当該事象が発生する可能性は低いと考える。
 十分な毒性学的データがないため、CEPパネルは、非遺伝子組換えStreptomyces murinus AE-DNTS株由来食品用酵素AMPデアミナーゼの安全性に関し、結論できなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7915