食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06030110149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、Cynara cardunculus L.由来食品用酵素フィテプシンの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2023年3月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月23日、Cynara cardunculus L.由来食品用酵素フィテプシンの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(3月7日採択、PDF9版ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2023.7909)。概要は以下のとおり。 当該食品用酵素フィテプシン(EC 3.4.23.40)は、カルドン(Cynara cardunculus L.(キク科チョウセンアザミ属))の雌蘂(しずい)から、スペインのDireccion General de Salud Publica、及び、Gobierno de Canarias, Espanaが代理人となる、様々な製造業者により抽出される。 当該食品用酵素は、チーズ製造用の乳加工工程における使用が意図されている。 当該食品用酵素の供給源やその製造法から、さらには、安全な使用歴・消費歴に基づき懸念は生じないと考えられたため、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、毒性学的データ及び食事性ばく露の推定は必要ないと判断した。 当該食品用酵素のアミノ酸配列と既知アレルゲンとの類似性を検索したところ、一致は検出されなかった。CEPパネルは、当該食品用酵素フィテプシンに対するアレルギー反応の発症は、カルドンにアレルギーを有する摂取者においては排除されないと判断する。しかしながら、カルドン由来フィテプシンに対してアレルギー反応を発症する可能性は、カルドンに対するアレルギー反応発症の可能性を超過しないと推測される。カルドンに対するアレルギー反応の発症率は低く、当該食品用酵素に対しアレルギー反応を発症する可能性も低い。 提供されたデータに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は意図された使用条件下において安全性上の懸念を提起しないと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7909 |