食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06021050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Laurus nobilis L. (ゲッケイジュ)の葉由来の精油(ローレルリーフオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年3月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月9日、全動物種に使用する飼料添加物(Laurus nobilis L. (ゲッケイジュ)の葉由来の精油(ローレルリーフオイル)からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2月1日採択、PDF版28ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.7875)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの動物用飼料に使用される添加物及び製品又は物質に関するパネル(FEEDAPパネル)は、ゲッケイジュの葉由来の精油(ローレルリーフオイル)を全動物種の官能的添加物(sensory additive)として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。
 当該添加物には、最大4%のメチルオイゲノールが含まれている。犬及び猫において、当該添加物を2 mg/kg完全飼料で使用することは懸念が低いと判断された。その他の長命の動物及び繁殖用の動物において、当該添加物を10 mg/kgで使用することは懸念があると判断された。短命の動物については、同パネルは、肥育用七面鳥、子豚及びその他の成長期のイノシシ科動物、肥育用豚、子牛(代用乳)、肥育用牛及びその他の成長期の反すう動物、肉生産用の馬及びウサギ、サケ科及びその他の魚類において当該添加物を10 mg/kg完全飼料で使用する場合、肥育用鶏、その他の成長期の家きん種及びその他の肥育用マイナー種において8.5 mg/kgで使用する場合の安全性に懸念はないと判断された。対象動物種に懸念がないとされる飼料中への最大量までのローレルリーフオイルの使用は、消費者に対しても懸念がないと考えられる。提案された使用条件下での当該添加物の使用は、環境に対するリスクはないと考えられる。ゲッケイジュの葉とその製剤は、食品に風味付けするとして認識されており、飼料における機能は食品における場合と同じであることから、当該添加物の有効性に関する実証は不要であると判断された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7875