食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06021000149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全鳥種に使用する飼料添加物(バクテリオファージPCM F/00069、PCM F/00070、PCM F/00071、PCM F/00097からなる)の安全性及び有効性の評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年3月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月2日、全鳥種に使用する飼料添加物(バクテリオファージPCM F/00069、PCM F/00070、PCM F/00071、PCM F/00097からなる)の安全性及び有効性の評価に関する科学的意見書(1月31日採択、PDF版11ページ、doi: doi: 10.2903/j.efsa.2023.7861)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、Salmonella enterica ser. Gallinarum B/00111に感染する4つのバクテリオファージからなる製品の安全性及び有効性に関する科学的意見書の提出を求められた。当該製品は、全鳥類に対して畜産添加物(機能グループ: その他の畜産添加物)として使用することを意図している。当該添加物(商品名: Bafasal(登録商標))は、現在、欧州連合では認可されていない。当該製品は、最低投与量2×10の6乗PFU/鳥/日で、家きんのと体のサルモネラ属菌汚染及び環境中の負荷を低減し、処理動物の畜産学的パフォーマンス(zootechnical performance)を向上させるために、飲用水及び液体補完飼料に使用する。前回の意見書では、FEEDAPパネルは、データ不足のため、鳥類に対する有効性について結論を出すことができなかった。申請者は、これらのデータギャップを解決するために補足情報を提供した。同パネルは、入手可能なデータに基づき、当該製品が対象動物種の畜産学的パフォーマンスを向上させる有効性について結論する立場になかった。当該添加物は、長靴に対する綿棒サンプル(boots swabs)及び肥育用鶏の糞便消化物中のSalmonella Enteritidisの2菌株の数を減少させる可能性を示した。他のSalmonella Enterica株や血清群、又は他のサルモネラ属菌の種の汚染を低減する当該製品の有効性については、結論を出すことができなかった。当該製品によるサルモネラ属菌の家きんのと体及び/又は環境汚染の低減の可能性は限定的である。同パネルは、当該製品に対するサルモネラ属菌の耐性変異体の選択と拡散の可能性に対応するために、市販後のモニタリング計画を勧告した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7861