食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06020470105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、輸入えのき茸に対する全国的な輸入警告を中国から輸入されるえのき茸にも拡大することを公表 |
資料日付 | 2023年3月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は3月1日、輸入えのき茸に対する全国的な輸入警告を中国から輸入されるえのき茸にも拡大することを公表した。概要は以下のとおり。 FDAは、公衆衛生のさらなる保護のため、えのき茸の物理的な検査なしの差し止め(detention without physical examination、DWPE)を、中国から輸入されるえのき茸も対象とするよう輸入警告(IA)#25-21(「リステリア・モノサイトゲネスを原因とする韓国及び中国から輸入されるえのき茸の物理的な検査なしの差し止め」)を拡大している。これまで、当該IAでは韓国から輸入されるえのき茸のみが対象であった。 2020年10月から2023年2月まで、州の公衆衛生当局は、小売店からえのき茸の検体採取を実施した。複数州の検体からリステリア・モノサイトゲネスが検出され、2021年以降、米国において18回のえのき茸のリコールをもたらした。8件のリコールは韓国で栽培されたえのき茸に、10件は中国由来のえのき茸に関連しており、これは、ラベル表示、遡及調査、又は全ゲノムシークエンス解析(WGS)により確認された。この間、FDAは中国から輸入された127のえのき茸の出荷物について、検体採取及び分析を行い、18件が違反であることが判明した。これは14%を超える違反率を示している。この取り組みにより、中国から米国にえのき茸を輸出したと申告した少なくとも37社のうち、違反製品を有した15社が特定された。更に、最近のFDAの複数州にわたる集団感染調査では、リステリア菌感染の3症例が中国の製品とラベル付けされたえのき茸と関連していた。 最新のデータ及び情報を考慮し、FDAは公衆衛生に有害である可能性のあるヒトの病原体を含むと見られるえのき茸の輸入を防ぐために、中国からの輸入えのき茸もDWPEの対象とするよう、この全国的な輸入警告を拡大している。FDAは、違反の可能性のある製品が米国で流通するのを防ぐのに役立つ輸入警告を発出する。 当該輸入警告#25-21は、以下のURLから入手可能。 https://www.accessdata.fda.gov/cms_ia/importalert_1177.html |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-expands-country-wide-import-alert-enoki-mushrooms-china |