食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06020290378 |
| タイトル | 欧州委員会(EC)、化学農薬使用削減のための優れた実践のツールボックスを公表 |
| 資料日付 | 2023年2月28日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州委員会(EC)は2月28日、化学農薬使用削減のための優れた実践のツールボックスを公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会(EC)は2月28日、現在利用可能な総合的病害虫管理(Integrated Pest Management: IPM)の方法の概要を示すデータベースと、その有効性と将来の導入見通しを評価する調査報告書(※訳注)を発表した。 作物や植物に被害を与える害虫の防除は、食料安全保障のためにも、また農業従事者にその生産物で持続性のある収入を保証するためにも必要である。これは、ヒトと環境に対するリスクを最小限に抑えながら行われる必要がある。可能な限り自然な方法を用い、化学農薬を最後の手段として使用するこのようなアプローチは、総合的病害虫管理と呼ばれる。 本データベースは、輪作やバランスの取れた施肥の活用、有害生物のモニタリング、量を抑えた標的散布、そして、さらに重要なこととして非化学的防除法の優先等、約1,300の実践、技法、技術例が収載されている。また、加盟国の当局や公的機関が作成した作物に限定された273のガイドラインも含まれている。 調査報告書は、現在のIPMの実践、化学農薬への依存削減に役立つ可能性、その実施コストと総合的な有効性を探究している。また、農薬使用への依存削減に悪影響を及ぼす主な要因、及びそれに付随する主な障壁と要因を検討している。 (※訳注)「総合的病害虫管理(IPM)のための農業従事者のツールボックス」(英語、239ページ)は以下のURLから閲覧可能。 https://op.europa.eu/en/publication-detail/-/publication/d85592e9-b71b-11ed-8912-01aa75ed71a1/language-en 当該記事の詳細は以下のURLから閲覧可能。 https://agriculture.ec.europa.eu/news/using-less-chemical-pesticides-european-commission-publishes-toolbox-good-practices-2023-02-28_en ファクトシート「より持続可能な農薬の使用」は以下のURLから閲覧可能。 https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/fs_22_3691 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州委員会(EC) |
| 情報源（報道） | 欧州委員会(EC) |
| URL | https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/MEX_23_1281 |