食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06020260377 |
タイトル | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、欧州司法裁判所(CJEU)によるネオニコチノイド系農薬の使用禁止における特例措置を禁じる旨の判決後の緊急承認に関する非公式専門家会議の議事録(要約)を公表 |
資料日付 | 2023年2月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は2月13日、欧州司法裁判所(CJEU)によるネオニコチノイド系農薬の使用禁止における特例措置を禁じる旨の判決後の緊急承認に関する非公式専門家会議の議事録(要約)を公表した。概要は以下のとおり。 本会議は、欧州連合(EU)加盟国の要請を受け、保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)により開催された。会議の目的は、CJEUによる2023年1月19日の判決後の加盟国による緊急承認、及び欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009第53条に基づき加盟国が行った現行の緊急承認に対するCJEUの判決の影響に関する意見交換を行うことであった。 2023年1月25日のECの「植物、動物、食品及び飼料に関する常任委員会(植物医薬品・法律部門)」において、以下の問題について加盟国から様々な疑問が提起された。 ・判決の及ぶ範囲 ・ヒト、動物又は環境へのリスクに関連する理由により、種子を処理することを意図するある有効成分がEUにおいて禁止されるか、その使用が制限される場合のそれらの種子の処理、販売及び播種に対する緊急承認が行える可能性 ・認可済みの有効成分で処理された種子の屋外用途向けの販売及びそのような屋外用途が禁止される場合のその有効成分に関する状況への判決の適用性 ・制限又は禁止されたある有効成分の種子処理以外の用途に関する状況への判決の適用性 ・制限又は不認可がヒト、動物又は環境に対するリスクの知見に基づく場合と、それがデータギャップに基づく場合を区別する可能性 ・規則第53条の適用が従来どおり可能な状況 ・CJEUの判決時点において承認申請の結論待ちであった緊急承認、及び判決以前に加盟国が行った緊急承認へのCJEUの判決の影響 ・種子処理のガイダンスの確定に対するCJEUの判決の影響 加盟国とECとの間で、CJEUの判決及び多様な状況に対する当該判決の適用性に関し、様々な解釈が議論された。ECは、分析はまだ進行中であり、ECの最終的な見解にはまだ到達していないと明言した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE) |
情報源(報道) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE) |
URL | https://food.ec.europa.eu/system/files/2023-02/pesticides_aas_neonicotinoids_meeting_20230213_sum.pdf |