食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06010700149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Lentilactobacillus diolivorans(旧Lactobacillus diolivorans)DSM 33625株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2023年2月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月21日、全動物種に使用する飼料添加物(Lentilactobacillus diolivorans(旧Lactobacillus diolivorans)DSM 33625株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(1月17日採択、PDF版10ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2023.7820)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会の要請により、EFSAはLentilactobacillus diolivorans(旧Lactobacillus diolivorans)DSM 33625株を飼葉のサイレージ化を改善するための技術的添加物(technological additive)として使用する場合の安全性及び有効性に関する科学的意見書を提出するように求められた。
 当該添加物は、1×10の8乗CFU/kg の最小濃度で、全飼葉及び全動物種に使用することが意図されている。EFSA は、細菌種L. diolivoransが、安全性評価における安全性適格推定に適合していると判断する。当該菌株の同一性は明確に確立されており、懸念される獲得薬剤耐性決定因子は検出されなかったため、サイレージ添加物としての当該菌株の使用は、家畜種、処理済みサイレージを与えられた動物由来製品の消費者及び環境に対して安全であると考えられる。EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、最小濃度 1 × 10の8乗 CFU/kg の L. diolivorans DSM 33625株が、DM(※訳注、乾物(dry matter))値が 32~65% のサイレージ化が容易及びやや困難な飼葉原料で調製したサイレージの好気的安定性を高める可能性があると結論した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7820